他人の話を聞いて気付いたこと

確か大学一年のちょうど入学した頃だったかに、ネットでナンパのやり方みたいな記事読んで、そこに「自分が話すんじゃなくて相手の話を聞いてあげることが重要」みたいなことが書いてあった。別にナンパするわけじゃないけど、なんとなくその記事のことが頭に残っていて、それを読んで以降はなるべく人の話を聞く方に重点をおいてコミュニケーションを取ってきた。

そういうやり方は相手にとって良いだけでなく、自分にとっても合っていると思っていた。僕は自分の話をおもしろおかしく語れるたちでもないし、そのようなことが起こるような生き方をしていないから、何も喋らずに気まずい時間が流れていくよりは相手の話を聞くことでコミュニケーションを取る方が性に合っていると思っていたのだ。マァ実際に相手の反応を見る限りは、その判断は間違っていないように感じる。(認知バイアスなんだろうけど)

でも最近はなんかそれだけじゃ物足りなさを感じてしまって、ついつい自分の話をしてしまうことが増えた。さらに自分の話をすることの楽しさみたいなものを感じるようになってしまった。

自分の話をできて楽しいって何なのだろうかと考えると、やっぱそれは肯定感であると思う。「自分はこんなこと考えてるんだ」とか「こんな事を感じてるんだ」という事を話す事で共感を得ようとするとともに、自分の生きてることへの肯定感とか、自分のやった行為の正しさとかを相手に求めてるんだろうと思う。生きていることへの責任が常に自分に向いていたら、かえってその重さで辛くなってしまうから、それを軽減しようとする行動なんじゃないか。

だからこそ、他人がそうやって話してくれたなら親身に聞いてあげることが重要なんだなあ、などと感じたのであった。